入社して半年、指示される雑務をこなす中、目の前の業務を自分がやる意味をぐるぐると頭で考え巡らせ、答えが出ず、バタバタと忙しさに追われ、気がついたら季節の変わり目…。なんていう時期もあったりしたが、今は「楽しんだ者勝ち」と心から思っている。 担当した番組の業務に「視聴者への電話取材」がある。
形式的に必要な情報だけ聞くことも出来るが、ここで一歩踏み込んで視聴者といろんな話をしてみる。家族のこと、悩み、マイブームなど。すると、電話取材が楽しみになり、場合によっては、自分の聞いた情報が台本に反映されたりする。これは嬉しい。
出演者の方から個展のチケットを頂いたら、早起きしてでも見に行き、感想をメールする。すると、その人の次の出演が楽しみになる。
自分の「やりたいこと」を業務にできるようになるまでは、「指示された仕事」をただこなすのではなく、何とか工夫してとことん楽しんでいきたいと思う。

ADの一日 泊まりロケ。最終日はいつ?
8:00 3日間に渡る奈良ロケを終え、新大阪のホテルで目覚める。
9:00 新幹線で東京へ。
12:00 編集室へ駆け込み、ロケ素材を編集機へ取り込む。同時進行で次の打ち合わせの資料準備。
14:00 アーカイブスで過去の映像素材をリサーチ。
15:00 編集用台本、スケジュール作成。引き続き素材の取り込み。終ったと思っていた地方ロケ、最終日のホテルは東京の狭い編集室。
翌9:00 編集室の机にできたよだれの海で目覚める。

サッカー、大相撲、メジャーリーグ、プロ野球ドラフト会議、ラグビーなど。入社当時は、ここまでスポーツ漬けの毎日になるとは、思いもしませんでした。
大相撲では実際に現場にいき、横綱や大関の談話を聞きとります。大勢のベテラン記者やカメラマンの中に埋もれ、何もすることのできない自分。先輩方に少しでも近づくために、新聞スクラップや取組を見て技や力士名を必死に覚えました。徐々に相撲用語などが身に付き、緊張感に追われながらも相撲シーズンはペンを日々走らせています。
特番では、すべてが初めてのことで、時間に追われ徹夜続きの毎日。体力と精神力を奪われ自分の限界かと逃げたいと思った時、学生時代100キロマラソンを走った自分を思い出し、その目の前の一日を乗り越えてきました。この辛さや経験や達成感をフルに使い、一歩一歩努力を積み重ねていこうと思います。

ADの1日 プロ野球ドラフト会議特番・OA1週間前
10:30 出勤 ディレクターが来る前に素材を取り込む。
12:00 ディレクターの要望により追加素材を探す。素材の許可をもらいダビング作業。空いた時間に昼食。
14:00 本編集 編集所の準備(お茶やお菓子など)、テロップの確認、テープ整理、弁当発注など
24:00 終了次第、編集室の片付け。MAに向けて、音効さんにダビングしたDVDを届ける。
25:00 台本作成など、OA当日に向けた準備。
27:00 帰宅。

「スタジオパークからこんにちは」(NHK)のADを担当して、半年以上。
失敗は許されない一発勝負の生放送の現場にも少しは慣れてきました。
「慣れてきたときが一番危ない」との周囲の助言に、気を引き締め直しているところです。
女優、作家、音楽家、スポーツ選手などなど各界著名人をゲストにお招きする「スタジオパークからこんにちは」で仕事をしていると、業界人気分を味わえます。
願わくは(イケメン)俳優の担当に・・・と思っているのですが、人生そう上手くはいかないもので、魅力たっぷりなオジサマ担当が多い今日この頃です。
しかし、このオジサマ達が素晴らしい!!
ロマンスグレイの代表・作家の浅田次郎さんの言葉に左頬を打たれ、世代を超えたヒーロー・松平健さんの言葉に右頬を打たれました。
こんな貴重な人生勉強をさせていただきながら仕事が出来る環境に感謝しつつ、日々を楽しく忙しく過ごしています。

ADの1日 放送前日。明日は本番!ハイテンション!!
10:00 NHKに出社。渋谷駅からNHKまでの道のりでお気に入りの音楽を聴きながらテンションを上げていく!!
11:00 打ち合わせに必要な書類の準備。合間を見つつ、お昼ご飯。
15:00 アナウンサーやプロデューサーたちと構成の打ち合わせ。ディレクターの腕の見せ所!!全力でサポートしている・・・つもり。
18:00 打ち合わせを受けての変更を各所に伝える。NHK内を行ったり来たり。この仕事をはじめてから、スニーカー愛用者になりました。
23:00 ちょっと一段落? 一度冷静になって、見落としがないかチェック! たいてい、何かを忘れてる・・・焦り始めるミッドナイト。
25:00 明日に期待と不安を覚えつつ、帰宅。